創業融資とは、設立したばかりでまだ売上や利益の実績がない会社でも、特別にお金を借りる事が出来る制度のことをいいます。代表的なものとして、日本政策金融公庫の新創業融資と、保証協会保証付融資の２つがあります。独立、開業直後の創業時期に起業家が一番頭を悩ませるのは、今後の資金をどのように調達していくかという事です。

 

起業時の資金調達には自己資金と他人資金があり、他人資金には株式や社債の発行、家族や親戚、友人からの出資、エンジェル（個人投資家）やベンチャーキャピタルからの出資、助成金・補助金の利用など様々な方法がありますが、審査が厳しい等出資までのハードルが高いものも多く、その中でも一番メジャーなものが、前述の公的創業融資を利用する方法です。

 

創業したばかりで信用力のないスタートアップ期には、民間金融機関からのプロパーでの通常融資（信用保証協会の保証等がなく、民間金融機関が自身のリスクで実行する融資）を受けることが難しいため、創業資金のうち自己資金でまかなえない部分に関しては、創業融資で資金調達することになります。

 

創業融資は、一度審査を受けて非承認とされてしまうと、最低でも半年ほどは同じ案件での融資の再審査が難しくなっております。大量の案件を抱える金融機関としては、切り口の同じ案件を何度も審査する時間が取れないためです。そのようなリスクを避ける為にも、起業準備を始める前に是非創業融資の専門家である当事務所にご相談下さい。

 

 

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